NACTO(全米都市交通担当官協会)による「街路のパンデミック対応と復興」和訳版公開
弊社代表は、新型コロナウイルス感染症により危機的状況に直面する世界各都市に新たな対策手法を提示するNACTO-GDCIの『街路のパンデミック対応と復興 (Streets for Pandemic Response and Recovery)』の和訳作成を担いました。街路の活用を持たれている方々には是非一読頂きたいです(無償償公開)。
「前例のないこの危機的状況下において、世界各地の自治体や交通機関は、迅速かつ創造力をもって行動し、住民の健康と安全を守り、特に、エッセンシャルワーカー(生活必須職従業員)や、歴史的に十分に対応されていない地域コミュニティに注力する必要があります。ミラノからボゴタ、アムステルダム、オークランドを始めとする経験と最新の取り組みから整理された『街路のパンデミック対応と復興』は、喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症の世界的感染拡大への対策および世界的な復興に取り組むための迅速かつ低コストの施策を提供しています。」
久元喜造神戸市長より、プレスリリースに際して、コメントを拝受することができました。日本を代表する医療都市の首長自ら関心を寄せて頂いたことに深く感銘を受けております。同市によるこれまでの先駆的のみならず、今後の展開の行先を追い続け、多くを学びたいと思います。
『人中心で多様なニーズに応える街路空間の重要性が、世界的な新型コロナウイルス感染拡大を受けてさらに高まっている。公衆衛生の確保など、開かれた街路空間の視点が取り入れられた今回の提案は、アフターコロナの都市空間づくりにも大変参考になる。医療業都市や人中心のまちづくりを進める神戸市としてもぜひ参考にしたい』
2020年6月16日時点で、以下15のテーマに分類して情報と対策を掲載しています。